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Windows XP のブルースクリーンを解消
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Aspire 1410 のOSを入れ替えました。
Windows XP と Windows 7 のデュアルブート環境を構築しました。

理由は、このPCを出先での開発・修正にも使うのですが、
古いプロジェクトもあって、Visual Studio 6.0 と
Visual Studio .NET 2003 を使う必要があるのですが、
64ビット版のWindows 7では、それらの動作が怪しいからです。

Aspire 1410のHDDを真っ新にしてから、
まず、Windows XPをインストール。
そのあと、Windows 7をインストール。
Windows 7は、Windows XP上からインストールしてしまうと、
ドライブレターがWindows XP上のものになってしまうので、
DVDから起動してインストールしました。
(その場合、Windows 7もドライブレターがC:になる。)

で、あらかじめAcronis True Imageで作成しておいた
ドライブイメージから、必要なファイルを復元しようと思ったのですが、
Windows XP上でイメージファイルをドライブとしてマウントして、
fastcopyでコピーを始めた途端、ブルースクリーンで落ちてしまいました。
原因は、たぶん、Acronis のマウント用の仮想HDDドライバ(?)と
IODATAのマッハドライブのドライバのコンフリクトだと思います。

それ以後、Windows XPが起動不能になってしまいました。
起動時のOS選択後、すぐにブルースクリーン。
「前回正常起動時の構成」を選んでもNG。
セーフモード起動もNG。
セーフモード(コマンドプロンプト)もNG。
起動できなければ、システムの復元もできません。

なす術無しかと思われました。

Windows 7は、まともに動くので、いまさらXPを再インストールするのは嫌です。
ブートローダーがBCDからXPのものに戻ってしまうので、
BCDを再構成する必要もあり、面倒です。
何とか、XPを元に戻したい。

そこで、まず、Windows 7からXPのドライブをCHKDSKかけてみました。
いくつかのエラーが発生しました。
たぶん、いきなりブルースクリーンになったので、マッハドライブの
書き込み中に止まってしまい、記録状態が中途半端なものに
なってしまったのだと思います。

通常、WindowsのNTFSでは、ジャーナリングが働くため、
急なブルースクリーンの場合でも、滅多に書き込み途中の中途半端なデータが
ディスク上に残ってしまうことはありません。
書き込めたか・書き込めなかったか、ほぼ2択なのです。

が、マッハドライブは、そのジャーナリングファイルシステムとHDDの間で
キャッシングを行うことで、ジャーナリングを無意味にしてしまっているのではないか?
という疑問が発生しましたが、定かではありません。

ともあれ、たぶんシステムレジストリファイルが壊れたのだろう。
という単純な発想で、レジストリの復元に取り掛かりました。


XPでは、システムの復元を有効にしていたので、System Volume Information フォルダの
中に、きれいな時のレジストリが残っているはずだと考えました。

System Volume Information フォルダからレジストリファイルを探す

①フォルダオプションで、
  「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」をチェック。
  「保護されたオペレーティングシステム ファイルを表示しない()」をアンチェック。

②System Volume Informationフォルダのプロパティのセキュリティタブで、
  現在のWin7上のユーザーにアクセス権を与える。

③_restore{5F7302A2-FFD8-4C29-A75B-F530B62C8B8B} というフォルダを開く。
  このときも、アクセス権を与える必要がある。

④RP0 ~ RP26 のフォルダ。これが、たぶん復元ポイント。
  更新日時もそれっぽいし。
  一番新しいRP26を開いた。
  この時も、アクセス権を与える必要があり。

⑤snapshot フォルダを開く。

⑥ここに、_REGISTRY_MACHINE_SAM ~ _REGISTRY_MACHINE_SYSTEM の
  4つのレジストリファイルが見つかりました。
  この時点で、フルパスは、
   D:\System Volume Information\_restore{5F7302A2-FFD8-4C29-A75B-F530B62C8B8B}\RP26\snapshot

⑦これらをコピーして、\Windows\System32\config フォルダへコピー。

⑧\Windows\System32\config フォルダにもともとあった
  SAM SECURITY SOFTWARE SYSTEM
  の4つのレジストリファイルを別フォルダへ移動。

⑨先ほどコピーしたファイルを改名して _REGISTRY_MACHINE_ を取り除き、
  SAM SECURITY SOFTWARE SYSTEM
  というファイル名に変更する。

⑩再起動して、Windows XPで起動する。


この手順で、無事にWindows XPを復元して、起動できるようになりました。
ふぅ~~~~~
危ないところでした。

危うく、最初からインストールしなおしになるところでした。
危ない危ない。

Windows XPを使い始めて早6~7年経ちますが、
初めて「システムの復元」の恩恵に与った気がします (^^;)

あと、持つべきものは、デュアルブート環境です。
1つのOSがブルースクリーンで起動できなくなっても、
もう1つのOSで救済ができる。

特に、ノートPCなどで、出先で何とかしないといけない場合には、
必須ですね。

あと、マッハドライブの信頼性に疑問が生まれた出来事でした。
とはいっても、今後も使い続けますが、、、(^^;)
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by isoq | 2010-02-07 20:27 | コンピュータ
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