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長男の持病
うちの長男(3才8ヶ月)は、生まれつきの持病(奇形?)があり、4月22日に手術をすることになっています。

奇形といっても、見た目がどうのというわけではなく、膀胱につながる尿管の向きが悪く、逆流を防ぐ弁がうまく機能しなくて、尿が腎臓に向かって逆流してしまう、「尿管逆流」というものです。

初めてそのことを知ったときは、種が悪かったのか何が悪かったのかと、かなりナーバスになった事もありましたが、くよくよしてもしょうがないので、1000人に1人の確立にあったって「めでたい!」ということにしました。
宝くじも当たるかと、いつも選ばせますが、こちらはいっこうに当たる気配なしですが(^^;)

逆中の程度によってレベル1(軽い)~5(重い)という基準があり、5~10年のを経て自然に治っていくこともあるそうです。ただ、その間に尿の逆流によってばい菌が腎臓の方まで行ってしまうと、尿路感染症が発生して腎臓が痛んでしまいます。頻発すると人工透析などが必要になってしまうかもしれないという、かなり深刻な問題でもあります。

この病気が判明したのも、尿路感染症を発症して原因不明の高熱を発生して病院で検査を受けたからでした。
うちの子の場合は最初レベル4と診断され、その後の検査ではレベル4弱とちょっとだけ良くはなってきているみたいですが、レベル14が自然に治癒することは非常に希だとのこと。現在は、少量のバクトラミンという抗生物質を2日に1度飲んで、感染症を防いでいるのですが、これもそう長く続けているとよくありません。

そんなこんなで、今度手術することになったのです。
この手術は今までは開腹するしかなかったのですが、最近では尿道から内視鏡を入れてDefluxという注射で尿管の出口の部分をふくらませ、弁を機能させる様にする手術が治検で始まっていまして、それをやってもらうことにしました。
新しい方法ですので、かなり心配なのも事実ですし、かなりいろいろなことを調べました。
Defluxは、Q-MEDというスウェーデンの会社の製品で、手術の縫合に使う糸と同じ成分から作られているらしく、副作用が出にくく、安全性は高いとのこと。ヨーロッパやアメリカでは以前から認可されていて多くの実績を上げていようです。
開腹では数週間の入院が必要になるのですが、この新しい方法だと、普通は日帰りでOK(今回は治検なので1泊入院)です。この差はやはり大きいです。

1つ問題があるとすると、先生の腕でしょうか。
うちの子の先生は、既に治検で3件やっており、現在経過を見ているとのことですが、心配です。。。

皆さんも、お子さんの原因不明の高熱には気を付けましょう。
ソニーストア

by isoq | 2004-04-10 09:52 | 日記
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