PocketPCで使用しているSDメモリカード。
取り出しのタイミングは、特に決まっていないように思っていたんだけど、どうもそうではないらしい。
使用している間に、ファイルが消失してしまうことがここ1年で3度ほど発生している。
どうやらファイルシステムのFATが問題であるようだ。
FATは、MS-DOSやWINDOWSで使用されていたファイルシステムで、今でもリムーバブルメディアのファイルシステムとして現役で使われている。
FATの短所は、耐障害性が低いことに尽きる。
PocketPCでSDカードを使用する場合は、基本的にメディアに「アクセスしていないときに抜く」のが基本だ。
アクセスしていなくても、電源OFF状態で抜いてはいけないらしい。
電源ONで抜いて、抜いたことをシステム(WinCE)が認識して、はじめてアンマウントされるようだ。
電源OFFの状態で抜いて、次に電源を入れる前に戻してしまうと、抜き差ししたという情報は残らず、カードの内容が変更されていると、最悪の場合FATのアロケーションテーブルを破壊してしまうのではないかと思われる。
PCに挿した状態で起動すると、SDのドライブにエラーがあるからチェックディスクを起動しろと言われた。
怪しいなと思いつつ、キャンセルしてファイルを開いてみると、複数のファイルのサイズがメディアの残り容量と同じサイズになってしまっていた。
しょうがないのでチェックディスクを実行すると、それらのファイルは跡形もなく消え去った、、、(;_;)
今日もこれでデータを失った、、、
正しい使い方を知りたいね。