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Visual SourceSafe(VSS)アドミニストレータでキーワード展開を有効にするための設定方法
1.VSSアドミニストレータのメニューから、『ツール → オプション』 を選択します。
2.全般タブの 『キーワードを展開するファイルの種類』 に、"*.cpp,*.h" などと入力します。

これだけですが、ポイントは、ワイルドカード(*)を使用することと、それぞれのファイルの種類をカンマ(,)で区切ることです。

単純なことなのですが、その方法を見つけるまでに、かなりの時間を要したので、ここに書いておきます。

あとは、ファイルを編集してチェックインするだけです。
VS.NETなどの統合環境では、チェックインすると、すぐにキーワードが展開されて、表示されます。




キーワードは、こんな感じ。
/*
    $Archive: $
    $Author: $
    $Modtime: $
    $Revision: $
*/

<ここにプログラムを書き込む>

/*
 * $History: $
 */


これで、チェックインするとこんな感じになります...
/*
    $Archive: /projects/Applications/App1/Important.cpp $
    $Author: YourName $
    $Modtime: 05/10/21 15:49 $
    $Revision: 13 $
*/

<ここにプログラムを書き込む>

/*
 * $History: Important.cpp $
 *
 * ***************** Version 13 *****************
 * User: YourName Date: 05/10/21 Time: 15:49
 * Updated in $/projects/Applications/App1
 * 重要な変更をしました...
*/

こまめにコメントを入れてチェックインしておくと、いつどんな変更をしたのかがわかって、かなり便利ですね。
あと、いつ、誰が編集したのかも一目瞭然です。

VSSの履歴表示とかでコメントを探す事もできますが、なかな面倒(というかGUIが使いにくい)だし、これなら、検索に引っかかるのでいろいろコメントを活用できます。


HTMLヘルプについて
VSS付属のHTMLヘルプはかなり未完成っぽいと思うのは私だけでしょうか。
内容は『必要なことは書れている』のですが、目次のまとまりも、インデックスの抽出具合もあまり良いとはいえません。
ちなみに、上記設定については、以下のようにして目次をたどる事ができます。

設定方法: 管理者ガイド > プロジェクト オプションの設定 >キーワード展開の有効化
キーワードの説明: VSS6.0の機能 > Visual SourceSafeのカスタマイズ > キーワード展開
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by isoq | 2005-10-21 15:50 | C/C++/Win32
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